ほんとにブラック企業?「タクシー運転手のスケジュール」を診断してみた

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ブラック企業 / タクシー
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こんにちは、ついつい精神的な自由を求めてしまうタクシー運転手です。

「自由論」と言えば、ジョン・スチュアート・ミルのそれが有名ですが、
ストレスフリー(?)な「何をしても良い自由」は本質的じゃないんですよね。

「何をしてはいけないか」を自分で自制するところに、
自由の本質はあるのではと思います…。

タクシー運転手は、そんな「自由下」で日々の仕事をしているんですよね。

 

隔日勤務は「2日で1セット」が基本

タクシーの用途であるあるは、下記が代表的な事例でしょうか。

①朝、寝坊してしまったので、駅 or 会社にタクシーで急がなきゃ・・・
②病院の予約がお昼前なので、病院にタクシーで急がなきゃ・・・
③取引先のアポが夕方なので、都心にタクシーで急がなきゃ・・・
④夕方にスーパーで買い物をしたので、自宅にタクシーで急がなきゃ・・・
⑤取引先との接待で店を予約したので、お店にタクシーで急がなきゃ・・・
⑥三軒目まで飲んで疲れたので、電車あるけどタクシーで帰ろうかな・・
⑦残業で終電を逃してしまったので、タクシーで帰らなきゃ・・・
⑧朝まで飲んで電車も無いし、タクシーで帰ろうかな・・・

朝から深夜明け方まで用途は様々ですが、
タクシーの「隔日勤務制」だと、上記のタイムスケジュールを全て一人で対応します。笑

 

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「隔日勤務制」のスケジュール

基本的な「隔日勤務制」は、昼も夜も一気に「二日分」を働く勤務体系で、
厚生労働省の指導で、1乗務あたりの拘束時間は最大で21時間と決められています。
(もちろん休憩時間も含む。)

 

例えば、朝8時に準備が出来て出庫したら、
翌朝の4時に帰ってくるイメージですね。
(帰庫遅れさんには厳罰が待っています。笑)

 

この間に自主的に休憩を入れる訳なので、
上司の目の届かない分、相応の自制心を持たなければなりません。

休憩時間は一般的に「3~4時間」といったところでしょうか。

 

朝ごはんは自宅で取るとしても、
お昼と晩に食事して仮眠を取るとすぐに「3~4時間」になってしまいます。

自制心を持たないと、平気で7時間も休憩取るようなケースも出てきますが、
運行管理している上司から大目玉を食らうことになります。
(体調不良は別ですよ。安全が第一ですからね!)

 

翌日は「明け」で休息に当てます

このように朝方まで勤務するので、翌日は「明け」で睡眠や休息に当てます。

・・・よくタクシー運転手斡旋サイトで、
この明けを「休み」と表記しているのを散見しますが、

これが詭弁なのは分かりますよね。

しかし、通常のサラリーマン務めのような毎日の勤務体系だと、
帰宅するのが21時で就寝が1時だとしても自分の時間は少なめです。

 

私の場合は朝方5時に就寝して、午前中の11時頃に目覚めるので、
午後から夜までは完全に自分の時間として活用することができます。

 

「連続したまとまった時間」なので、(自分次第で)有効活用が可能です。

 

この時間を、パチンコに充てるも良し、朝からお酒を飲んでも良しであるし、
自分次第で勉強に充てることもできるんですよね。

 

・・・とにかくこの「明け」を休息に充てて、
翌日勤務であれば早めに就寝します。
(私は21時過ぎに寝て、5時頃に起床します。)

 

「隔日勤務」は月に12乗務

そんな2日で1セットの「隔日勤務」を、
月に12乗務します。

月に30日あるので、24日(12乗務)を引くと公休は6日になりますね。

(この12乗務は各社の取り決めで、一般的になっています。)

全てのサラリーマンが週休2日で無いように、
小売や他業種でも月6日休みは結構ありますよね。

 

・・・会社によっては、休みの希望が出せたりするそうなので、
上手に自分のオフタイムが設計できると人生の充実度が上がるのでは?笑

 

「自由度が高い」なら自制しよう!

うるさい(?)上司がつきまとうことの無い業種なので、
楽に流されてしまうと当然「営業成績」が伸びません。

となれば、歩率の高さ(諸条件クリアで約60%)から、
お給料にダイレクトに反映されてしまいます。

 

昔は休憩なしで営業し放題で重大事故が多発してしまった結果、
厚生労働省やタクシーセンターの厳しい指導で、
がんじがらめになった経緯があります。

 

地方は分かりませんが、東京23区の需要は非常に高いので、
普通にルール通りに努力すれば、
無理なく年収も500万円くらいは見えてきます。

 

酔客のトラブルなど業界にはブラックなイメージが付きまといますが、
お客様は優しい人が多くいつも励まされるし、
自制心さえ持てば色々と発見もあるので楽しいですよ♪

ルールを逸脱して「自分さえよければ」は、
別に他の業種でも忌み嫌われるし、
この手の輩は事故や違反も多いので長続きしません…。

 

 

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東京のタクシー運転手(とらねじ)

東京のタクシー運転手(とらねじ)

こんにちは、このサイトの管理人(とらねじ)です。ご訪問ありがとうございます。

このブログは、東京で働くタクシー運転手の目線で、「業界的な話」や自分の尊敬する方、生活者の行動に関するトピックスなどを気ままに書いています。

・・・私自信は都内の中小の製造業やサービス業を渡り歩いた、どこにでもいるアラフォーです。
ところが、前職の会社が業績悪化に陥ったので、思い切ってタクシー会社に転職したました。

世間の悪いイメージがありますが、実際に入ってみると結構違ったのでビックリしました!
大変ですが、なかなか面白いですよ♪

・・・東京なら何度でも人生をやり直せると信じています。